子供や孫が離れたところで生活する世帯の増加に伴い、子孫に負担をかけない永代供養墓を検討する人が増えています。
終活の一環で、自分や配偶者が入る永代供養墓を探している人の割合も多くなっています。
そんな中、納骨堂は色々な種類が選べて手軽に利用できることから人気が高いですが、宗派の違いや料金など、わかりにくいところが多いのも実情です。
そこでこちらでは、東京都内にあって永代供養をしてもらえる納骨堂を5つご紹介していきます。

永代供養墓の特徴を知ろう!

永代供養墓というのは、お寺や霊園などが建てたお墓で、家や家族に代わって供養や管理まで行ってくれます。
家族や知人がお参りに行くことはもちろん自由ですが、仮に誰もお参りに行かなくても定期的に供養してもらえます。

田中真田中真

永代供養墓に入ると、子孫がお参りに行けなくなっても施設が管理・供養してくれるため、無縁仏になる心配がありません。また、遠方でなかなかお参りに行けないような状況でも適切に供養してもらえることは、子孫にとってもありがたいです。

永代供養墓は基本的に合祀となりますが、亡くなってから一定期間は個別に骨壺を安置するところもあります。
一般的に、合祀後は地下の合祀スペースに散骨しますが、その上部には参拝スペースや仏像、香炉、花立などがあり、自由にお参り可能です。
個別に安置する納骨堂はロッカー式や仏壇式、自動式など様々なタイプがあります。
合祀までの期間は施設が個別の納骨堂の管理や法要を行いますし、合祀後も寺院などの施設運営者が責任をもって永代に渡り供養してくれます。

田中真田中真

一般的には、7~33回忌を終えてから合祀するケースが多いです。永代供養料のほかに、納骨する時の法要にかかる費用などが発生することがあります。また、個別にお骨を管理してもらう納骨堂を利用する期間は5,000~15,000円程度の年間管理費が発生することもあるため、注意が必要です。

東京都内でおすすめ!永代供養墓の納骨堂

迦楼塔東京

港区三田にある迦楼塔東京は、都内の一等地にある気品あふれる納骨堂です。
自動式の納骨堂なのでICカードがあれば参拝することができ、室内は龍生院の本堂をそのまま再現しているため落ち着いた時間を過ごせます。
駅から徒歩圏内なので通いやすく、お花や線香なども用意されていますので、準備の手間や交通の便の悪さからなかなか参拝できないということがありません。
こちらの納骨堂は宗派を問わないので、自分の宗派でこれはと思う納骨堂が見つからない場合などにもおすすめです。

迦楼塔東京は長年に渡り安心して遺骨を安置できるように、耐震設計のされた建物で信頼性の高い自動搬送システムを取り入れています。
また、同じ場所で葬儀や法要などが行えるように場所やサービスが用意されていますので、法事の度に慌てて準備をする必要がありません。
永代使用の場合は120万円に毎年15,000円の年間護持会費が発生しますが、万が一継承者がいなくなって会費が納められなくなっても、永代供養はしてもらえます。
戒名の授与や家名、家紋などの彫刻も料金に含まれています。
7回忌までのお一人様プランや13回忌までのパートナープランなどもありますので、必要に応じて選ぶとよいでしょう。

ひかり陵苑

品川区西五反田にあるひかり陵苑は、利用しやすい山の手エリアにあって耐震性やセキュリティにも配慮している安心感のある永代供養墓です。
バリアフリー、全天候型の納骨堂ですので、体が不自由な人や高齢者でも気軽にお参りすることができますし、ICカードがあればお花や線香などは用意する必要がありません。
色々な面で安全や安心を心がけている納骨堂ですので、安らかな気持ちでお参りができるでしょう。

こちらの納骨堂では、50年間は機械式の堂内墓に遺骨を安置して、その後は合祀という流れになっています。
合祀後も永代供養をしてもらえますので、子供や孫がいるうちはいつでも自由に参拝でき、いずれは永代供養も可能な納骨堂をお探しであればぴったりです。
専用の骨壺を使えば、最大8人まで遺骨を納めることができます。
なお、こちらを管理している臥龍山安養院の総本山は比叡山延暦寺で、本堂には寝釈迦像が祀られています。
ただし、納骨堂を利用する際には宗旨や宗派は問われません。

設備も充実しており、家族葬でも大規模な葬儀でも可能な様々な広さの客殿、法事室があり、料理を提供する厨房も備わっています。
二人分の戒名や永代供養料、厨子などすべてを含めて85~105万円、年間護持会費が15,000~18,000円です。
都内の一等地としては手ごろな価格で永代供養が約束されていることもあり、プランの一部は完売しています。

えにしの苑

墨田区業平にある春慶寺のえにしの苑は、スカイツリーの近くという好立地にある納骨堂です。
漆仕上げの御堂に入れられた遺骨をICカードで運搬する機械式の納骨堂で、全自動式なので快適な参拝ができます。
一人だけの安置も可能ですし、夫婦や家族で安置することもできます。
また、分骨の納骨にも対応しているため、地元のお墓になかなかお参りができないという人にも便利です。

こちらの納骨堂では、納骨されてから33年間は毎日個別の御堂で管理・供養されます。
その後は春慶寺総墓に合葬し、永代供養という流れになります。
個人の永代供養は58万円ですが、夫婦で利用する時には追加の一人分として33万円が加算されます。
また、家族で利用する場合は一人当たり33万円が加算され、最大4人の遺骨を納めることが可能です。
また、年間管理費として利用人数にかかわらず、毎年5,000円が必要です。

なお、こちらの納骨堂は日蓮宗の儀式や供養を行いますが、利用者が必ずしも日蓮宗に改宗する必要はありません。
また、納骨堂が老朽化などの理由で建て替えられる時も、新しく建立した納骨堂に納めてから所定の期間まで供養を続けてもらえます。
実際の様子を見てみたい人は、あらかじめ申し込みをしておけば見学も可能です。
供養や儀式のやり方に特にこだわりがないのならば、異なる宗派の人でも申し込んでみたらよいでしょう。

早稲田納骨堂

新宿区早稲田町にある早稲田納骨堂は、東京メトロ東西線の早稲田駅から徒歩1分という恵まれた立地です。
基本的に宗派や宗旨は問いませんが、檀家、信徒、一般の3区分で契約ができるようになっています。
そのため、比較的誰でも利用しやすく、元々の檀家や信徒にとっても適切に対応してもらえるという安心感があります。

こちらの納骨堂は参拝室が個室になっていて、オプションで写真や映像を見て故人を偲ぶことも可能です。
タッチパネルを操作してモニターに映像を映したり、写真に音楽をつけたりできます。
参拝室は最大8室あり、参拝者が重複しても待たされることはまずありません。
また、お彼岸やお盆など混雑が予想される時期には、一つの個室に3つのオープンブースを設置してスムーズに参拝できるようになっているため、遠方からの参拝者、時間がない身内なども気軽にお参りできます。
故人の命日や記念日などには、祭壇の下に遺骨を出す特別参拝も対応可能です。

早稲田納骨堂の運営寺院は真宗大谷派の龍善寺です。
ご本尊は阿弥陀如来像で、法要は真宗大谷派の儀式にのっとって行われます。葬儀や法事なども檀家・信徒であれば相談することができます。なお、33回忌を終えた後は合祀の予定です。
複数の遺骨を納めることができる家代々箱は2種類のサイズがあり、3~6人程度まで利用可能です。費用は納骨する人数や檀家・信徒・一般の別によって細かく決められていて、当初支払いが43~108万円、年間負担金が9,500~2万1,000円となっています。

遍照殿

新宿区若葉にある遍照殿は、東側には皇居が見えてJR中央快速・総武線、丸の内線、南北線の四ツ谷駅から徒歩8分と恵まれた立地にある永代供養墓です。
遺骨の前に飾られる大日如来像は職人が1体ずつ製作した木彫りというこだわりようで、位牌の後ろに骨壺を納める固定式の納骨堂があり、プランによって2~9人まで同じ場所に安置することができます。
真言宗のお寺でご本尊は大日如来像です。
外にはペット用のお墓もあるため、家族とペットが同じ場所で休めるような場所を探している時などに特におすすめです。

こちらでは、合同供養祭と言われるお寺独自の特別法要が毎月行われています。
これは回忌に当たる故人の供養としてお塔婆戒名を読み上げる儀式で、毎年1・5・9月の合同供養祭では護摩行も一緒に施行されています。
護摩行では、家内安全や無病息災、交通安全、商売繁盛等の参列者の願い事をお札に書いて祈願します。
いずれの合同供養祭も、参列可能です。

こちらの永代供養墓は、色々なプランがあるので希望に応じたものを選べます。
大日如来像付納骨壇の利用で特別法要がついたプランは、13回忌までならば一人用50万円、二人用100万円で年間管理費不要です。
年間管理費は発生するものの、継承者がいる限りいつまでも使用できる納骨壇もあります。

永代供養墓なら将来の心配も不要!

このように、永代供養墓は立地条件が良く設備が充実しているところが多く、高齢でお参りが難しい場合や子供に迷惑をかけたくない場合などに便利です。
万が一後継者が近くにいなくなっても心配する必要がないため、自分用のお墓を探す時にも有力な選択肢の一つとなるでしょう。
事前に自分の死後に永代供養墓に入ることを依頼することも可能ですし、費用を先払いしておくこともできます。
納骨堂によっては、夫婦で同じ場所に安置してもらうように予約しておくことも可能です。

寺院が管理している永代供養墓の場合、宗旨・宗派に制限があるところも見られますが、民間で管理している納骨堂の多くは宗旨・宗派を問わずに利用できるようになっています。
自分が信徒になっている宗派にこだわりたいという場合、菩提寺に最後まで管理してほしいという場合などは寺院の永代供養墓を選ぶとよいですし、特に宗派にこだわりがなく、利便性の高さや料金などで選びたいという場合には民間の納骨堂も選択肢に加えるとよいでしょう。
多くの納骨堂はいつでも見学できるようになっていますので、自分の希望にかなうところを探して将来の不安を解消しましょう。