現代において無宗教の人はかなり多いです。
そのため、納骨堂を探していると勝手に宗教を決めることになってしまったり、そもそも無宗教でも利用できるか不安になったりして、なかなか納骨堂が決まらないという人もいるでしょう。
しかし、東京都内には無宗教でも利用できる納骨堂がたくさん存在するのでその心配は必要ありません。
そこでこの記事では、無宗教でも利用できる東京都内にある納骨堂を5つピックアップして紹介します。

納骨堂は無宗教でも利用できる?

納骨堂は宗派に関係なく利用できるところがたくさんあります。
そのため、無宗教でも問題なく利用できる場合が多いです。
しかし、無宗教でも利用できる納骨堂を利用するにあたって確認しなければいけない点も存在します。

納骨堂の中には檀家にならなければいけない場合があります。檀家制度は日本に古くからある制度です。
お布施を毎年渡さなければいけない、一度檀家になってしまうと他のお寺を選べなくなってしまうなどといった理由から現代において檀家離れが問題視されています。

しかし、現代における檀家離れに対応するために、徐々に檀家制度ではなく会員制を設ける寺院も存在します。
会員制だと個人単位で入会ができるので、遺される子供たちは自由に自分が利用するお寺を選べます。
それに、檀家と違って毎年お布施を支払う必要も無く、負担も少ないです。

田中真田中真

檀家制度をやめて会員制にする寺院は都市部を中心に増えています。東京都内は特にその動きが著しく、このエリアでお寺を探すなら後々子孫に負担がかからないお寺選びもしやすいでしょう。

納骨堂の費用相場は?

納骨堂の費用相場は大体1人で50万円程度が相場となっています。
ただ、納骨堂の立地や設備などによって費用は大きく変わる場合もあるので、しっかり調べたうえで利用しましょう。
また、納骨堂の利用料金は供養する人数によって変動します。
人数が多ければ多いほど料金も上がりますが、一人あたりの費用が安くなることもあるので、納骨堂を利用する際には料金システムもしっかり確認しておきましょう。

納骨堂はお墓を建てなくてもお寺などに遺骨を管理してもらえることから、お墓の管理などといった子孫への負担がかからないために人気です。
しかし、ずっと供養してもらうにはお寺に管理をしてもらうお金を支払う必要があります。
そのため、納骨堂を利用する際には遺骨を永久的に管理してもらう永代供養料に加えて、施設の管理費も発生します。

管理費の相場は年2,000円~15,000円程度が相場です。
管理費を毎年支払う必要があるシステムの納骨堂と、利用する際に管理費も一括で支払い、その後は一切お金を支払わなくても良いシステムの納骨堂があります。
納骨堂を利用する人の中には子孫に負担をかけたくない人が多く、このような人には後者のシステムの納骨堂が人気です。

東京都内で無宗教でも利用できるおすすめ納骨堂

迦楼塔東京

迦楼塔東京は東京都でも一等地にあたる港区にあります。
都営三田線・浅草線三田駅から徒歩6分、JR山手線田町駅から徒歩8分と言う立地なので、首都圏エリアに住んでいる場合とても参拝しやすい立地と言えるでしょう。
芝公園ICからも近く、遠方から自動車で来るにも便利な立地です。

迦楼塔東京の魅力はやはり高級感溢れるデザインと言えるでしょう。
迦楼塔東京は港区三田にある高野山真言宗寺院である龍生院が管理を行っています。
迦楼塔東京のデザインはそんな龍生院の本堂をそのまま室内に再現しており、都心の一等地にふさわしい風格を持っていると言えるでしょう。
それ以外にもエントランスの床には大理石が敷き詰められ、墓石にも高級御影石を使い、かなり贅沢な仕様となっています。
宗派も問わないため、誰でも利用することが可能です。

それに、迦楼塔東京はICカードを持っていれば営業時間である10~19時の間、いつでも参拝することができます。
納骨堂はたくさんの人の遺骨を管理していて、自分の親族の遺骨を探すのが大変です。
しかし、迦楼塔東京は自動搬送式を採用しており、ICカードによって遺骨が管理されているので、ICカードをかざすだけで参拝スペースに遺骨が運ばれてくることから遺骨を探す必要がありません。

それに加え、迦楼塔東京ではお線香やお花を施設内で購入することができます。
したがって、仕事帰りなどにも利用しやすく、主に首都圏に住んでいる富裕層から人気が高いです。

調布霊廟

次に無宗教でも利用できる納骨堂でおすすめするのが調布霊廟です。
年中無休で営業しており、9~20時の営業時間内であればいつでも参拝することができます。
セキュリティカードキーを採用していて、霊廟の入り口と納骨壇フロアの2か所にカードキーシステムを導入しているのでセキュリティ性も抜群で安心です。

何よりも調布霊廟は様々な納骨壇が用意されている点が魅力的です。
一般的なロッカー式の納骨壇に加え、個別にお参りできる仏壇式の納骨壇も用意されているので、納骨する人数に合わせて選べる点が便利でしょう。
30型・45型・DX型の仏壇式の納骨壇はオーダーメイドとなっており、職人によって家名を入れてもらうことができます。
家名以外にメッセージやイラストを入れることも可能です。
それに加え、このタイプの納骨壇には引き出しが設置されているので、参拝スペースにゆとりがあり、故人が好きだったものをたくさん置くことができます。

ロッカー式の納骨壇は1~2人用で、少し狭くはありますが、ロッカーの真ん中にタブレット画像システムが設置されています。
ロッカー式の場合、これを使って故人との思い出に浸りながら参拝できる点が好評です。
仏壇部分の飾りつけも自由なので、宗教に関係なく利用できる点も魅力的と言えるでしょう。

真成院

真成院はJR中央本線四ッ谷駅から徒歩10分圏内にあり、首都圏はもちろん千葉県をはじめとする周辺の県からも電車で訪れやすい立地が魅力です。国道20号線からも近く、遠方から自動車で訪れる人にも便利でしょう。
そんな真成院は昭和46年に建立され、日本で初めて納骨堂を採用した寺院なので、都内の納骨堂の中でも昔から定番となっています。真言宗の寺院ですが、宗派に関係なく利用することが可能です。
真成院の納骨壇は総アルミ製となっています。アルミ製の納骨壇は金属の光沢を美しい状態のまま持続させやすい点が魅力です。
そのため、きれいな状態を維持されている納骨壇を利用したいなら真成院がおすすめと言えるでしょう。

納骨堂の種類も仏壇式とロッカー式があり、予算に合わせて好きなものを選べます。
また、真成院で合祀する場合、永代供養料に管理費である入檀料も含まれているので、毎年管理費を支払う必要が無い点も便利です。

ひかり陵苑

ひかり陵苑を運営しているのは臥龍山安養院です。
臥龍山安養院は平安時代初期に開山し、1000年以上の歴史を誇る寺院なので、心のこもった供養をしてもらえるでしょう。
納骨堂は2012年に完成したばかりで新しくきれいです。
ひかり陵苑もICカードによる遺骨の管理が行われており、自動搬送式なので自分の家の納骨壇をいちいち探す必要がありません。
参拝スペースもガラスで仕切られていて、プライベートが保たれている点も魅力的でしょう。
それに、ひかり陵苑の場合遺骨を納めている厨子には家名や言葉、イラストなどを刻むことができます。
そのため、自分の家オリジナルの厨子を作ることが可能です。
また、ひかり陵苑は最長50年供養してもらうことができます。
多くの納骨堂は最長30年となっているのに対し、最長50年供養してもらえるのは遺骨を長く預けたい時に良いでしょう。
その後はもちろん永代供養墓へ合祀してもらえるので安心です。

ひかり陵苑は全館完全バリアフリーとなっています。
そのため、段差もほとんどなく、身体が不自由な方でも利用しやすいでしょう。
ひかり陵苑があるのは東急目黒線不動前駅から徒歩5分の場所です。
不動前駅周辺は都内でも高級住宅地として有名であり、由緒正しき土地で永代にわたって供養してもらえます。
ひかり陵苑の周辺は落ち着いた雰囲気であり、敷地内にも桜など四季を感じられる植物がたくさん植えられています。
そのため、故人だけでなく参拝者も安らぎを感じられる空間の納骨堂と言えるでしょう。

龍善寺

龍善寺があるのは東京メトロ東西線西早稲田駅近くです。
西早稲田駅は早稲田大学の最寄り駅であり、周辺はいつも学生や子供で賑わっています。
そんな龍善寺の魅力は浄土真宗の龍善寺が直接募集・運営している納骨堂である点と言えるでしょう。
龍善寺は350年以上の歴史を持っており、そんな龍善寺が直接管理しているので、遺骨の管理に不安な点が少なくて人気です。
また、龍善寺の場合、遺骨を建物内の場所に管理し、参拝者が来た際には人の手で直接遺骨を出してもらうこともできます。

龍善寺の参拝室は個室です。
そのため、プライバシーがしっかり守られており、大人数で参拝する際にも便利でしょう。
室内にはモニターが設置されており、故人との画像や思い出の曲を流しながら参拝できます。
龍善寺は檀家制度が存在しますが、無宗派の人でも利用できるように檀家・信徒・一般の3種類の契約形式が用意されています。
そのため、入檀するかどうかを自由に選べて安心です。
管理費は合祀するまで毎年支払う必要がありますが、合祀後は必要ありません。

龍善寺の納骨堂には一定期間が経過したら永代供養墓にて合祀するプランだけでなく、契約者がいる限り年数に関係なく遺骨を預けられる「家代々の箱」というプランもあります。
このシステムを使えば毎年管理費が発生しますが合祀を行わないため、お墓は建てないけれども親族代々の遺骨を管理したい場合におすすめです。

納骨堂選びのポイントを紹介!

それでは、納骨堂を選ぶにあたってどんなポイントを押さえておくべきなのでしょうか。
まず大切な点として挙げられるのは、希望の種類を取り扱っているかと言う点です。
納骨堂の種類は大きく分けると仏壇式・ロッカー式・機械式・位牌式・墓石式の5種類があります。

仏壇式は仏壇が並んでいるようなタイプで上段にお供え物を置き、下段に遺骨を安置するのが一般的です。
この場合自宅の仏壇と同じように使えるうえに、スペースにも余裕があります。

次にロッカー式は納骨壇がロッカーのように並んでおり、仏壇式と比べると小さいものの、価格が安価で人気です。
機械式の納骨壇は都心など交通の便が良い場所に多い傾向があります。
ICカードをかざすだけで参拝室に遺骨を運ぶことができ、自分の家の納骨壇を探す必要が無い点が便利です。
納骨堂によっては24時間参拝できるところもあります。
基本的に都内の納骨堂はこの3種類のうちのどれかとなっていることが多いです。

位牌式は仏様の周りに位牌を立て、別の場所に遺骨を安置するシステムとなっています。
こちらもロッカー式と同様価格が安いものの、お供え物などを置くスペースが無いというデメリットもあります。
そして墓石タイプは納骨堂に墓石を立てて参拝するシステムで、室内墓地とも呼ばれています。
お墓に対して参拝するので、通常のお墓参りに感覚が近く、お年寄りでも抵抗が無いでしょう。
しかし、永代供養料に加えて墓石代がかかるため高額です。
このようにそれぞれメリット・デメリットがあるので、予算や参拝する頻度などに応じて選ぶべきでしょう。

次に納骨堂を選ぶにあたって宗派も大切です。
無宗教・無宗派でも問題ない納骨堂が増えていますが、古くからあるお寺の納骨堂の場合、宗派が決まっていて自分が信仰する宗派に対応していないこともあります。
基本的に宗派に関してはパンフレットやWebサイトに記載されているので、しっかりチェックしたうえで選びましょう。

次に、東京都内で納骨堂を探す場合はアクセスの良さも大切でしょう。
地方に住んでいると自動車で移動する人が多いでしょうが、首都圏だと自動車を持っていなくて基本的に電車やバスで移動するという人も多いです。
そのため、公共交通機関を利用して参拝する際のアクセス面を考えたうえで選ぶことも重要でしょう。
また、地方に住んでいる親族が多い場合は高速道路を利用した際のアクセス面についても考えたうえで選ぶのがおすすめです。

納骨堂を決めるにあたって最後の決め手となるのはやはり雰囲気でしょう。
古くからあって厳かな雰囲気の場所もあれば、新しくて豪華な雰囲気の場所もあります。
自分が死んだ後にどんな場所で過ごしたいかをイメージし、納骨堂を選びましょう。

納骨堂なら無宗教でも安心!

納骨堂は宗派に関係なく遺骨を安置できるところが多いです。
それに加え、お墓を立てた時と比べて費用が安いなどメリットがたくさんあることから、死後に遺族への負担をかけたくないなどと考えているなら納骨堂を利用することも考えてみましょう。
また、東京都は納骨堂が多いことから、他の納骨堂と差をつけることを目的とした個性的な納骨堂もたくさんあります。
それぞれ特徴を調べ、自分が気に入る納骨堂を探しましょう。