東京都内では新しいお墓の形として、納骨堂が注目されています。
しかし、東京都内の納骨堂は数が多く、それぞれの魅力や特徴が異なります。
そのため、初めて納骨堂を選ぶ場合、どこを選ぶべきか悩んでしまいますよね。

そこで今回は、東京の納骨堂を取り扱って15年の『納骨堂コンサルタント』田中真が、都内にあるおすすめの納骨堂とそれぞれの特徴・魅力のほか、具体的な選び方のポイントなどをご紹介します。

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東京都でおすすめの納骨堂10選!選び方のポイントを徹底解説

田中真田中真

東京都でおすすめの納骨堂や選び方のポイントについて、くわしく見ていきましょう

そもそも納骨堂とは?

納骨堂とは一時的に遺骨を保管する場所として使用されていたところです。
しかし、この目的は少しずつ変わり始め、亡くなった人を長期的に弔う役割をもつ納骨堂が増加し始めています。
長期的に弔う納骨堂は、生涯独身でお墓を管理できなくなる可能性のある人や、お墓の維持管理に負担を感じている人に選ばれるようになっています。
そして、お墓と納骨堂には違いがあります。お墓の場合は遺骨を埋葬する場所ですが、納骨堂の場合は遺骨を預け保管する場所として機能します。

また、東京都にある納骨堂の多くは公共交通機関が整った場所にあるので、利便性の高さから利用されやすくなっています。

田中真田中真

遺骨を長期的に弔う役割を持つ納骨堂が多く建てられています。東京の納骨堂は交通の便が良いなどの理由で人気です

東京都でおすすめの納骨堂10選!

東京都内にも利用しやすい納骨堂がいくつもあります。
この段落からは、そんな都内にあるおすすめの納骨堂を10カ所紹介します。

  1. 迦楼塔東京

    迦楼塔東京(かろうとうとうきょう)

    場所
    東京都港区三田2丁目12-5
    アクセス
    JR田町駅から徒歩8分、都営三田線・浅草線の三田駅から徒歩6分、都営大江戸線の赤羽橋駅から徒歩7分
    満足度 4.8
    利便性 4.7
    対応 4.8

    迦楼塔東京は民営の納骨堂でマンションタイプの室内納骨堂です。閑静な街並みの中にあり、周辺には大学や大使館、歴史的建造物などが立ち並ぶ場所となっています。
    利用する人の宗教・宗派は不問となっており、在来宗教はもちろん宗旨・宗派を問わず幅広く利用できるのが人気となっています。

    また、個別供養の期間として、第1期の場合は永代使用権があり永代にわたって使用できます。
    また、おすすめできるポイントとして、参拝室は高級御影石が使用され一基ずつ独立しているため、ゆっくりとお参りできることが挙げられます。

    さらに、自動搬送システムが導入されているので、ICカードをかざすだけでスムーズな参拝ができます。
    参拝時間は10~19時で年中無休です。お花やお線香はあらかじめ用意されているため、何も持たずに参拝できるという魅力もあります。

    田中真からの一言

    数ある納骨堂の中でも、満足度、利用しやすさ、対応がピカイチにいいのが「迦楼塔東京」です。納骨堂を比較検討する上において、8割以上の方が「迦楼塔東京」を基準とされます。1度は必ず無料見学に行かれることをおすすめいたします。

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  2. 東京霊園

    東京霊園

    場所
    東京都八王子市元八王子町2丁目1623-1
    アクセス
    JR中央線の高尾駅からタクシーで約6分。バスを利用する場合は、高尾駅の北口からバスに乗り霊園正門で下車徒歩2分。
    満足度 4.5
    利便性 4.5
    対応 4.4

    東京霊園は民営の大型公園墓地として運営されています。
    さらに、一般墓所と「やすらぎの丘慰霊堂」という納骨堂があります。
    周辺は自然豊かな緑が多く四季を感じさせるため、穏やかな気持ちで参拝可能です。
    宗旨・宗派は不問なので、誰でも気軽の申し込みできます。

    また、個別供養の期間は東京霊園内に墓所を持ってない場合、3つのプランから選べます。プランAははじめから合祀となり、プランBは遺骨の一部が永代にわたり守られ残りは合祀です。
    プランCでは最終登録者の納骨から5年間は遺骨が守られるようになっています。その後、遺骨の一部は永代にわたって守られます。

    アクセス方法は最寄り駅であるJR中央線の高尾駅からタクシーで約6分です。
    バスを利用する場合は、高尾駅の北口からバスに乗り霊園正門で下車すると徒歩2分でアクセスできます。
    駐車場完備なので車でのアクセスも可能です。
    これらのアクセス環境の良さは、おすすめポイントの1つとなっています。
    さらに、3つのプランから自分に合った納骨方法を選べるのも魅力です。

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  3. 天空陵苑

    天空陵苑

    場所
    東京都墨田区東駒形3丁目23-9
    アクセス
    本所吾妻橋駅から徒歩約2分
    満足度 4.2
    利便性 4.5
    対応 4.3

    天空陵苑は民営の室内墓所で、参拝カードを使って自動的に遺骨が参拝スペースへと搬送されるシステムが導入される納骨堂です。
    さらに、建物内が完全バリアフリーなのも大きな特徴で、誰でも気軽にお参りできるようになっています。
    内装は華美な装飾や豪華な仕様を少なくし、シンプルでモダンな設計です。
    また、宗旨・宗派は不問となっています。
    最寄り駅は本所吾妻橋駅で、徒歩約2分でアクセスできます。さらに、各線の浅草駅からは隅田川にかかっている吾妻橋を渡ると徒歩約8分です。

    おすすめポイントは、毎朝全館清掃が行われているため、いつ訪れても快適・清潔な環境でお参りできることとなっています。
    さらに、安全性を追求した耐震設計が採用されているので、保管されている遺骨の維持・管理のアフターフォローも万全です。
    内部には開放的な天空デッキや天空ラウンジもあり、のんびりくつろげる環境も整っています。

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  4. 経堂 ゆいの御廟

    経堂 ゆいの御廟

    場所
    東京都世田谷区宮坂2-1-26
    アクセス
    小田急線の経堂駅と豪徳寺駅から徒歩約6分、東急世田谷線の山下駅から徒歩約6分
    満足度 4.0
    利便性 3.9
    対応 4.1

    経堂 ゆいの御廟は「浄土真宗本願寺派 伏見山 成勝寺」が運営する納骨堂です。
    閑静な住宅街の中にある屋内型墓所で、参拝室は地下1階と2階に用意されています。
    内観は白やブラウンを基調とした、ゆったりと落ち着いた雰囲気です。
    宗派・宗旨は不問となっているので、誰でも納骨できます。

    ここのおすすめポイントはペットの骨も一緒に収蔵できることです。
    そのため、ペットを飼っている人も多く利用しています。
    また、屋上テラスがついているので、お参りに訪れた際は都内の景色を眺めてリラックスできる環境です。

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  5. 専修寺 関東別院

    専修寺 関東別院

    場所
    東京都大田区西六郷4丁目22-12
    アクセス
    京急本線の六郷土手駅から徒歩約3分、JR東海道線・京浜東北線の川崎駅から車で約5分
    満足度 3.8
    利便性 4.2
    対応 4.0

    専修寺は真宗高田派の本山です。そして、関東別院は全国8カ所にある別院の1つとなっています。
    院内は屋内の納骨堂と屋外の永代供養墓の2つに分けられ、納骨堂は浄華台と呼ばれます。
    宗派・宗旨は問わず利用できます。
    また、個別供養の期間は永代にわたり、散骨や合葬はしません。

    ここのおすすめポイントとしては駅から最短徒歩3分とアクセスが良好なところが挙げられます。
    さらに、駐車場も完備されているため、車での参拝もできるのはメリットです。
    多摩川から近い場所にあるので、自然豊かな環境なのも魅力の1つとなっています。

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  6. 天恩山 五百羅漢寺 目黒霊廟

    天恩山 五百羅漢寺 目黒霊廟

    場所
    東京都目黒区下目黒3丁目20-11
    アクセス
    JR目黒駅から徒歩約12分、東急目黒線の不動前駅より徒歩約9分
    満足度 3.6
    利便性 3.9
    対応 4.0

    天恩山 五百羅漢寺は元禄年間に徳川家と縁があったことで建てられた由緒正しいお寺です。
    そして、目黒霊廟はこのお寺の境内にある室内墓所となっています。
    格調と落ち着いた雰囲気のある空間でお参りできる納骨堂です。
    また、利用する際に宗旨・宗派は問われません。

    ここのおすすめポイントは上段に御仏壇があり、下段に骨壷を納骨できる形式となっているところです。
    外墓地に近い形式なので、遺骨の存在を感じつつ供養できます。

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  7. 應慶寺 光の華 目黒御廟

    應慶寺 光の華 目黒御廟

    場所
    東京都品川区上大崎2丁目10-45
    アクセス
    目黒駅から徒歩約4分
    満足度 3.5
    利便性 4.7
    対応 4.0

    應慶寺 光の華 目黒御廟は民営で自動搬送式を導入している大型の納骨堂です。
    館内は3フロアに分けられ、全38カ所の室内参拝室が用意されています。
    カードを使ってスムーズに参拝できるため、気軽に立ち寄ることもできます。
    また、利用時には3つの料金プランを選ぶことができ、価格や参拝室のデザインなどから自分の好みで利用可能です。
    利用に関して、宗旨・宗派は問われていません。
    個別供養の期間に関しては、永代使用権が用意されており継承されている限りは使用できます。年間護持会費が1万5000円かかることは事前に知っておきましょう。

    周辺には東京都庭園美術館や国立科学博物館附属自然教育園などがあり、緑の多い環境で安らかな気持ちで参拝可能です。

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  8. 東本願寺 浅草浄苑

    東本願寺 浅草浄苑

    場所
    東京都台東区西浅草1-5-5
    アクセス
    東京メトロ銀座線の田原町駅から徒歩約5分、つくばエクスプレスの浅草駅から徒歩約7分、都営浅草線の浅草駅から徒歩約10分、JR山手線の上野駅から徒歩約15分、東武鉄道の浅草駅より徒歩約12分
    満足度 3.4
    利便性 4.0
    対応 3.9

    浅草浄苑は浄土真宗の本山がある東本願寺が直営で運営と管理を行っている室内型の墓地です。
    利用の際の対応は東本願寺の職員が行ってくれるため、安心して利用できます。
    墓参カードを受付に提示し、室内の参拝ブースへ向かうだけで気軽に参拝可能です。
    宗旨・宗派は問われていません。
    個別供養の期間に関しては、期限が設けられていないので永代供養ができます。

    また、東本願寺は独立した本堂と記念館、名作展示のギャラリーなどの施設が充実しているため、参拝と同時に立ち寄れるポイントが多いです。
    そして、境内には90台以上駐車スペースが確保されており、車で参拝できるのはメリットとなっています。

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  9. 春慶寺 えにしの苑

    春慶寺 えにしの苑

    場所
    東京都墨田区業平2丁目14-9
    アクセス
    都営浅草線・京成線の押上駅より徒歩約1分、東京メトロ半蔵門線・東武伊勢崎線の押上駅より徒歩約2分
    満足度 3.3
    利便性 4.1
    対応 3.8

    春慶寺 えにしの苑はスカイツリーのすぐそばにある民営の納骨堂です。
    屋内型となっており、全自動カード式が導入されています。
    遺骨の収められた木製漆仕上げの御堂が自動で搬送されるため、スムーズな参拝が可能です。
    宗旨・宗派を問わず納骨できます。
    個別供養の期間は最長で33年間、その後は合葬墓にて永代供養されます。

    えにしの苑ではパソコンの画面を通してお参りできます。ネットお参りと呼ばれ、故人の写真や思い出のページを見ながら参拝できるのが魅力です。
    この参拝方法では住職が故人のためにあげるお経を聞くこともできます。
    遠方に住んでいるため参拝する時間が取れない人でも手軽にお参りできるとして人気があります。

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  10. 安養院 ひかり陵苑

    安養院 ひかり陵苑

    場所
    東京都港区三田2丁目12-5
    アクセス
    東急目黒線の不動前駅から徒歩約5分、JR山手線の五反田駅から始発バスで約9分、渋谷駅から始発バスで約27分
    満足度 3.1
    利便性 3.9
    対応 3.6

    安養院 ひかり陵苑は平安時代初期に開山した臥龍山安養院が運営(民営)している納骨堂です。
    周囲はたくさんの木々や花々に囲まれたのどかな雰囲気があります。
    外観は重厚な石造りとなっており、内観はモダンなデザインで上質な空間が広がっています。
    宗旨・宗派は不問なので、気軽に申し込み可能です。
    個別供養の期間として、契約後50年間は堂内墓で供養され、それ以降は永代供養墓で合祀となります。

    また、館内はバリアフリーでエレベーターが完備されています。
    車椅子や杖などを利用している人でも不便を感じない設計です。
    さらに、夜間は完全に施錠されるのでセキュリティも万全となっています。
    ゴミの投棄やいたずらなどもなく、利用者にとって安心・安全な環境です。

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納骨堂を選ぶときのチェックポイント

納骨堂で故人の遺骨を保管する際は、どの納骨堂を利用するのか慎重に検討しなければなりません。
利用方法や料金、宗教に関する問題などさまざまな面から確認して、利用しやすいところを選ぶようにしましょう。
ここからは、自分に合った納骨堂を選べるように、6つのチェックポイントを紹介します。

  1. 納骨堂の経営主体
  2. 納骨堂の運営方法は寺院・公営・民営の3つのタイプがあります。
    寺院はお寺が運営し、永代供養をしてくれるところが多いことが特徴です。
    公営は地方自治体により運営され、遺骨が手元にあるケースや一定期間は指定される地域に住んでいたなど、自治体ごとの応募条件を満たしていないと申し込みできません。
    応募条件は自治体により異なります。
    民営は経営主体が寺院ですが、広告や販売を民間企業が行います。
    民間企業が運営しているので、将来的に安定して運営できるかを考慮して選ぶようにしましょう。
    それぞれの運営方法によって特徴が異なるので、どこが自分に合っているかをチェックすることが重要です。

    田中真田中真

    納骨堂の運営タイプは大きく寺院・公営・民営の3タイプです。それぞれの異なる特徴をよく確認して、自分に合うタイプを選びましょう

  3. 立地
  4. 立地はお参りする際の公共交通機関の乗り換え回数や最寄り駅、バス停からの距離、上り坂の有無を確認するようにしましょう。
    高齢者や身体が不自由な人の場合、アクセスが不便だと負担が大きい恐れがあるので注意が必要です。
    また、東京都にある納骨堂は駐車場が用意されていないこともあるので、車で訪れる際は事前に有無を確認しておく必要があります。

    田中真田中真

    自宅から納骨堂までの具体的な交通手段について考えておきましょう

  5. 費用
  6. 納骨堂は収蔵様式や収蔵人数、契約期間などにより必要な費用が違います。
    また、納骨堂の場所によっては年間維持管理料やお布施などの追加費用が発生するケースもあります。
    ベースとなる納骨堂の使用料以外に戒名や位牌などの別途費用が必要かどうか、事前に契約内容を確認しておきましょう。

    田中真田中真

    納骨堂は基本的な使用料のほかに、追加費用が発生することもあります。あらかじめ契約内容をよく確認するのが大切です。

  7. 宗旨宗派
  8. 納骨堂は宗派・宗旨を問わないケースが多いです。
    しかし、場合によっては過去の宗教を問うことや、在来仏教のみしか申し込めないこともあるので注意しましょう。
    在来仏教は法曹宗や華厳宗、律宗、天台宗、真言宗といった13宗派を指します。
    在来仏教であれば宗派不問という場合は、キリスト教・イスラム教などを信仰している人は利用できないこともあるので必ず確認しなければなりません。

    田中真田中真

    宗旨宗派不問とあっても細かいルールが設けられている納骨堂もあるので、注意しましょう

  9. 参拝のしやすさ
  10. 納骨堂はロッカー式や仏壇式、自動搬送式などのタイプがあります。
    ロッカー式は同じサイズのお壇が集合し、骨壷をロッカーのように棚へ収蔵します。
    仏壇式(霊廟型)は位牌を飾り供え物を捧げる上檀と、骨壷を収納している下檀に分かれたタイプです。
    自動搬送式はコンピュータ制御で納骨箱が参拝場所まで自動で搬送されます。
    これらの種類ごとに遺影や生花、お供え物を置く際に制限が設けられていることもあります。
    種類によっては遺骨に直接対面できないこともあるので、環境は事前にチェックしておきましょう。

    田中真田中真

    納骨堂によってそれぞれお参りの環境やルールは異なるため、契約前にきちんと確認しておきましょう。

  11. 個別供養の期間
  12. 納骨堂は永代供養してくれることが多いですが、これは永久という意味ではありません。
    永代供養は個別に遺骨を収蔵してもらえる期間が契約上決まっていることが多く、期間を過ぎると収蔵先が変わります。
    多くの場合は遺骨を取り出し、合祀墓へ埋葬されます。
    合祀後は他の人の遺骨と混ざるので、特定の遺骨のみを取り出せなくなるので注意しましょう。
    遺骨を移動したあとは後悔しないよう、個別供養の契約内容(期間や納骨先など)を十分チェックすることが重要です。

    田中真田中真

    永代供養は期限が設けられているため、個別供養後の遺骨収蔵先を確認しておくのが重要です。

ポイントを押さえてかしこく東京の納骨堂選びをしよう!

納骨堂は経営主体や納骨方法・タイプなどにより特徴が異なります。
そのため、チェックポイントを十分に確認し、選ぶことが大切です。
また、東京都にはここで紹介したさまざまな魅力のある納骨堂が多くあるので、興味がある人は問い合せてみてはいかがでしょうか。